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中古車の相場を自分で調べる手順:掲載価格から分布を出す

更新日:2026-09-25

中古車の相場表は便利ですが、多くは車種・年式・走行距離までしか見ていません。グレード、修復歴の有無、色、地域の違いは反映されないので、自分の車と条件が合わないことがあります。掲載価格から自分で出せば、そこをそろえられます。

手順

  1. 条件をそろえて絞り込む。 中古車の検索サイトで、車種・グレード・修復歴の有無・駆動方式をそろえます。絞るほど分布が狭くなります
  2. 年式・走行距離・価格を書き写す。 8台前後あると読めるようになります
  3. 車両本体価格か支払総額か、どちらかにそろえる。 混ぜると分布が広がります
  4. 中央値と、真ん中の半分(25%〜75%)を見る。 平均は1台の高値で動きます

なぜ中央値と四分位なのか

平均は、極端な1台に引っぱられます。特別仕様や過走行が混ざっているとき、平均だけが動いて「真ん中あたり」からずれます。中央値は真ん中に並ぶ値なので、1台が極端でもほとんど動きません。

四分位は「真ん中の半分がどこからどこまでか」を示します。上下それぞれ4分の1を除いた範囲なので、端の車に左右されずにおおよその幅が読めます。

掲載価格からわかること

わかるわからない
いま市場に並んでいる価格の分布実際に売れた価格(成約額)
自分の条件がそのどこにあるか買取額がいくらになるか
走行距離や年式で価格がどう動くか修復歴・内外装・整備記録の影響

掲載価格は販売店の売り出し価格で、そこには整備・保証・在庫の費用と利益が乗っています。買取額はこれを下回りますが、下回る割合は一律ではありません。

この手順をそのまま計算するのが、当サイトの中古車の相場帯計算機です。1行1台で貼り付けると、中央値・四分位・外れている掲載・自分の条件に寄せた推定を出します。相場データは持たず、入れた価格だけで計算します。

絞り込む項目の順番

効き方の大きい順にそろえると、少ない台数でも分布が狭まります。

  1. 車種・型式 … ここがずれていると比べられません
  2. グレード … 新車価格の差がそのまま残るわけではありませんが、幅は大きい部類です
  3. 修復歴の有無 … 有無で区分が変わります
  4. 駆動方式・ミッション … 地域や車種によって需要が違います
  5. 年式・走行距離 … ここは絞らず、集めてから計算で調整できます
  6. 色 … 台数が足りているときだけ

5番目を絞らないのがこつです。年式と走行距離は、集めたデータから計算で補正できるので、ここで台数を減らすより、幅を持たせて集めたほうが読める分布になります。

集めるときに書き写す項目

価格だけでなく、年式と走行距離も一緒に書き写します。この2つがあると、自分の車の条件に寄せた推定ができます。走行距離だけで見た場合と比べて誤差が半分以下になることを別の記事で実測しています。

似た中古車の掲載価格を貼り付けると、中央値と四分位の相場帯、年式と走行距離に合わせた推定、買取の割合の目安が出ます。登録も個人情報も要りません。

相場帯を計算する →

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この記事を書いた人

都内在住。Web制作・デザインに20年以上携わり、現在はインハウスでWeb制作や改善業務に関わっています。自分の車を売るときに、値段を見るだけのつもりが登録を求められて手が止まった経験から、掲載価格だけで相場を出せる計算機を作り、その使い方と売却まわりの手続きを整理しています。

この記事の位置づけ

中古車の売却について一般的な内容を整理したものです。査定額や成約額を保証するものではなく、個別の契約について結論を示すものでもありません。買取店ごとに約款や手続きが違い、税や登録の扱いも車の状態や手放し方によって変わります。実際に売却するときは、契約書の条件と、お住まいの自治体・運輸支局の案内をご確認ください。トラブルになった場合は、消費者ホットライン(188)や国民生活センターに相談できます。

この記事について

※2026年9月時点の公表資料と各社の案内にもとづいています。当サイトは中古車の相場データを持たず、掲載価格から計算する仕組みのため、記事中の金額は計算例か、人工データでの実測です。実際の相場を示すものではありません。