仕組み

シャッフルランチは何回まわせば全員と話せるか:20人で実測した回数

更新日:2026-09-17

シャッフルランチを続けていると「まだ話したことがない人がいる」という状態が長く残ります。何回まわせば全員と一度は同席するのか、実際に計算して数えました。

まず、組み合わせの数を数える

20人のうち2人を選ぶ組み合わせは190通りです。これが「全員が一度ずつ会った」といえる状態の総数になります。

5人ずつ4グループに分けると、1グループの中でできる組み合わせは10通り。4グループで1回あたり40通りです。190 ÷ 40 = 4.75 なので、理屈の上では5回で足りる計算になります。

ただしこれは、毎回まったく重複しない組み方ができた場合の話です。実際にはそうはいきません。

実測した結果

20人・5人ずつ・4グループで、乱数の種を変えながら30通り試し、その中央値をとりました。「記録あり」は過去に同席した組み合わせを避けるようにした場合、「記録なし」は毎回まっさらな状態から分けた場合です。

回数記録あり(累計の組数)記録なし(累計の組数)
1回目4040
2回目7672
3回目11297
4回目148117
5回目175132
6回目184143
8回目190(完了)162
全190組そろうまで8回24回

記録を使えば8回、使わなければ24回。月1回のペースなら、8か月と2年の違いになります。

記録なしで24回もかかるのは、回を重ねるほど「まだ会っていない組」が減り、ランダムに選ぶと当たりにくくなるためです。残り10組を引き当てるのは、190組から40組を選ぶのとは難しさが違います。終盤ほど差が開きます。

人数とグループの大きさで変わる

同じ条件で、人数と1グループの人数を変えて測りました。いずれも記録を使った場合の中央値です。

人数1グループグループ数1回の組数全組数必要な回数
12人3人412667回
12人4人318666回
12人6人230663回
16人4人4241206回
20人4人5301908回
20人5人4401908回
24人4人63627610回
24人6人4602767回
30人5人66043510回

1グループを大きくすると回数は減ります。12人なら3人ずつで7回、6人ずつなら3回です。1回で成立する組み合わせが増えるためで、12人を6人ずつに分ければ1回で30組、全66組の半分近くが埋まります。

一方で、1グループが大きいほど一人ひとりの話す時間は短くなります。早く一巡させたいなら大きく、じっくり話したいなら小さくという関係で、どちらが良いかは目的によります。

記録はURLの中に持っている

「過去に同席した組み合わせ」を覚えておくには、普通ならサーバーが必要です。このツールでは、記録をURLの中に入れています。

記録の持ち方

20人の組み合わせは190通り。1つの組み合わせにつき1ビット(会ったか、会っていないか)で記録すると、190ビット=24バイト。
URLに載せる形にしても32文字にしかなりません。

40人でも131文字です。何回まわしても、URLはほとんど長くなりません。前回のURLを開いて「次の回を作る」を押すだけで、記録が引き継がれます。

そのかわりURLを失くすと記録も消えます。最新のURLは、カレンダーの予定やメモに貼っておくと安心です。

まとめ

  • 20人を5人ずつ分けると、組み合わせは全190通り。1回で40通りが埋まる
  • 過去の同席を避ければ8回で全員が一度は会う。避けないと24回
  • 終盤ほど差が開く。残り少ない組み合わせはランダムでは当たりにくい
  • 1グループを大きくすると回数は減るが、一人あたりの話す時間は短くなる
  • 記録は20人で32文字。URLに入れて持ち回せる

参加者と1グループの人数を入れると、部署が固まらないように散らし、NG組み合わせを避けて振り分けます。前回のURLを開けば、同席した人を避けて組み直せます。

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この記事を書いた人

都内在住。Web制作・デザインに20年以上携わり、現在はインハウスでWeb制作や改善業務に関わっています。飲み会の幹事や当番決めで毎回もめるのが面倒で、決め方の仕組みそのものを調べて整理したものを発信しています。

この記事の位置づけ

一般的な考え方と、当サイトのツールの実装を説明したものです。お金のやりとりや当番の決め方は、最終的にはその場の合意で決まります。この記事は判断の材料を並べたもので、特定のやり方を勧めるものではありません。

この記事について

※当サイトのツールの実装と、その考え方をまとめたものです(2026年9月時点)。