複数の画像をまとめてリサイズする:求人原稿の画像をそろえる手順
更新日:2026-09-16
求人媒体は1件の求人に複数枚の写真を登録できることが多く、engageの場合は最大6枚と案内されています。職場、設備、働いている様子、といった具合に何枚か用意することになります。
これを1枚ずつ開いて縮めて保存し直すと、6枚で30分近くかかることもあります。まとめて処理すれば数十秒で済みますが、そのぶん行き違いも起きやすくなります。
まとめて処理するときの手順
- 使う写真を1つのフォルダに集める。この時点で選別を終えておきます。あとから減らすより、先に絞るほうが確認の手間が減ります
- 寸法と形式を決める。掲載先の推奨に合わせます。複数の媒体に出すなら、媒体ごとに分けて処理します
- まとめて処理する。同じ設定が全部に適用されます
- 1枚ずつ結果を見る。ここを飛ばさないことが大事です(後述)
- ZIPなどでまとめて保存する。ファイル名が保たれているかを確認します
まとめて処理すると起きやすい3つの行き違い
1. 縦位置の写真が中央だけ残る
もっとも起きやすいのがこれです。横長(4:3)の設定で縦位置の写真を切り抜くと、上下が大きく落ちます。人物の全身を撮った縦写真なら、顔と足が切れて胴体だけが残ることになります。
どれくらい落ちるか
1000×2000(1:2)の縦写真を1200×900(4:3)に切り抜くと、使われるのは中央の1000×750だけです。元の高さの37%しか残りません。残り63%は切り落とされます。
避けるには、縦位置の写真を別に分けて処理するか、その写真だけ「余白を足す」に切り替えます。混ざったまま一括で切り抜くと、縦写真だけ不自然な仕上がりになります。
2. ロゴが写真と同じ扱いになる
職場写真と会社ロゴをまとめて処理すると、ロゴまで横長に切り抜かれて社名の一部が欠けることがあります。ロゴは正方形・余白あり・PNGで、写真とは別に処理するのが確実です。
3. 元より大きい寸法を指定してしまう
すでに800×600に縮めてある写真を1200×900の設定で処理すると、引き伸ばされます。ファイルサイズは増えますが、画質は上がりません。当サイトの計測では、300pxに縮めた画像を1200pxに戻すとファイルサイズは8KBから63KBに増えましたが、失われた細部は戻りませんでした。
元データが混ざっている場合は、処理前に各ファイルのピクセル数を確認しておくと避けられます。
結果を1枚ずつ見る
まとめて処理する利点は速さですが、その速さがそのまま「確認しないまま入稿する」ことにつながりやすくなります。処理後は次の3点を1枚ずつ見ておくと、差し戻しが減ります。
- 切れているものはないか。とくに人の顔と、看板や掲示物の文字
- 寸法は意図どおりか。縦写真が混ざっていた場合、想定と違う切り方になっていないか
- ファイルサイズは上限内か。細かい模様の多い写真は、同じ寸法でも大きくなります
媒体ごとに分けて用意する
複数の媒体に出す場合、媒体ごとにフォルダを分けて、それぞれの推奨寸法で書き出すと管理しやすくなります。1つの寸法で全媒体をまかなおうとすると、どこかで切られ方が合わなくなります。
元データを残しておけば、媒体が増えても、そのつど元から必要な寸法を作れます。縮めた画像から別の寸法を作ると画質が落ちるため、常に元データを起点にするのが結果的に手間も少なくなります。
まとめ
- 複数枚を同じ設定で処理すると速いが、縦位置の写真とロゴは分ける
- 縦写真を横長に切り抜くと、元の高さの4割弱しか残らないことがある
- 元より大きい寸法を指定しても画質は上がらない。ファイルサイズだけが増える
- 処理後は1枚ずつ、切れているものがないかを見る
- 媒体ごとにフォルダを分け、いつも元データから作る
この記事の位置づけ
画像の扱いについて一般的な内容を整理したもので、特定の求人媒体の仕様や、個別の事案について結論を示すものではありません。媒体の仕様は改定の告知なく変わることがあるため、入稿前に掲載先のヘルプで確認できます。
参考・出典
※媒体の仕様は2026年9月時点で公開情報から確認できた範囲のものです。改定の告知なく変わることがあるため、入稿前に掲載先のヘルプで確認できます。