求人媒体に登録する会社ロゴの準備:正方形・透過・最小サイズ
更新日:2026-09-16
求人媒体に会社情報を登録するとき、職場写真とは別に「ロゴ」の欄があることがほとんどです。写真と同じ感覚で用意すると、社名が切れる、背景が白く浮く、といった行き違いが起きやすい部分です。
正方形で求められることが多い
ロゴは、一覧ページのアイコンや、企業名の横の小さな枠に入ります。こうした枠は正方形であることが多く、確認できた例では次のとおりでした。
| 掲載先 | ロゴの推奨 |
|---|---|
| Wantedly(会社ページのロゴ) | 128×128px |
| 一般的な企業ページのアイコン | 400×400px 程度の正方形が使い回しやすい |
長辺400px程度の正方形を1つ用意しておくと、縮小して使う分には多くの枠に対応できます。小さい枠に大きい画像を入れるのは問題になりませんが、逆はできません。
横長のロゴを正方形に入れる
多くの会社のロゴは横長です。社名が横に並んでいるためで、これを正方形の枠に入れるときが最初の判断点になります。
切り抜くと社名が欠ける
横長のロゴを正方形に切り抜くと、左右が落ちて社名の一部だけが残ります。「株式会社カワウソ」が「式会社カワ」になる、といった形です。ロゴは全体が見えないと意味が通らないため、切り抜きは向きません。
正しくは余白を足すほうです。ロゴ全体が収まるように縮め、上下に余白を置きます。ロゴが枠のなかで小さくなりますが、社名は読めます。
シンボルマークと社名が分かれているロゴであれば、正方形の枠にはシンボルだけを使うという選択肢もあります。小さく表示されたときの見分けやすさという点では、こちらのほうが機能します。
背景を透過にするかどうか
ロゴを透過PNGで持っている場合、そのまま登録できるかは掲載先しだいです。
- 透過のまま使える場合。媒体側の背景色に合わせて表示されるため、どの背景でもなじみます
- 背景色が塗られる場合。媒体が白や黒で塗ることがあります。白いロゴを白で塗られると、白地に白いロゴで何も見えなくなります
後者を避けるには、背景色を自分で決めて塗った版を用意しておくのが確実です。白背景の版と透過版の2つを持っておくと、どちらを求められても対応できます。
用意しておくと迷わない3種類
- 透過PNG(正方形) … 背景を選ばない。基本形
- 白背景版(正方形) … 透過を受け付けない場合、白いロゴが消える場合
- 横長版 … 採用サイトのヘッダーなど、横長の枠がある場合
形式はPNGが扱いやすい
ロゴは色の数が少なく、輪郭がはっきりしています。この性質はPNGに向いています。JPEGにすると、輪郭のまわりにモヤのような乱れが出ることがあり、小さく表示したときに文字がにじんで見えます。
ファイルサイズで見ると、当サイトの計測では400×400のロゴがJPEGで7KB、PNGで12KBでした。PNGのほうが大きくなりましたが、どちらも十分に小さく、差は実用上ほとんど問題になりません。透過が扱えて輪郭がくっきり出る分、PNGを選んでおくほうが扱いやすくなります。
小さく表示されたときに読めるか
ロゴは一覧ページでは非常に小さく表示されます。128pxや、場合によっては48px程度になることもあります。この大きさで確認しておくと、実際の見え方が分かります。
- 細い線は消える。線が細いロゴは、小さくすると線が飛びます
- 薄い色は背景に溶ける。淡い色のロゴは、白背景で輪郭が分からなくなります
- 長い社名は読めない。横長のロゴを正方形に入れて縮めると、文字が潰れます
いずれも、シンボル部分だけを使う、線を太くした小サイズ用の版を作る、といった対応で改善できます。ブランドの規定がある場合は、社内の管理部署に確認できます。
元データの形式
ロゴの元データがベクター形式(AI、EPS、SVGなど)で手元にあるなら、そこから必要な寸法を書き出すのがいちばんきれいです。ベクターは寸法を変えても劣化しません。
手元にPNGやJPEGしかない場合は、いちばん大きいものを元にして縮める方向で作ります。小さいものを引き伸ばすと輪郭がぼやけます。
まとめ
- ロゴは正方形・長辺400px程度を1つ用意しておくと使い回せる
- 横長のロゴは切り抜かず、余白を足す。切ると社名が欠ける
- 透過版と白背景版の両方を持っておくと、どちらを求められても対応できる
- 形式はPNG。輪郭がくっきり出て、透過も扱える
- 実際に表示される小ささ(128px前後)で読めるかを確認する
この記事の位置づけ
画像の扱いについて一般的な内容を整理したもので、特定の求人媒体の仕様や、個別の事案について結論を示すものではありません。媒体の仕様は改定の告知なく変わることがあるため、入稿前に掲載先のヘルプで確認できます。
参考・出典
※媒体の推奨値は2026年9月時点で公開情報から確認できた範囲のものです。改定の告知なく変わることがあるため、入稿前に掲載先のヘルプで確認できます。記事中のファイルサイズは当サイトの独自計測です。