基本ガイド

中古車の査定当日は何を見られて、何を聞かれるか

更新日:2026-09-25

査定で何を見られるのかが分かっていると、聞かれたことに正確に答えられます。おおまかな流れを整理します。

見られる場所

場所見ているもの
外装傷・へこみ・塗装の状態・板金の跡・パネルの隙間
内装シートの汚れや破れ・臭い・装備の動作・メーターの表示
エンジンルームオイルのにじみ・部品の交換跡・ボルトの状態
下回り錆・損傷・骨格部位の修正跡
タイヤ・ホイール溝の残り・製造年・社外品かどうか
書類車検証・自賠責・記録簿・保証書・取扱説明書

パネルの隙間やボルトの状態を見ているのは、修復歴の有無を確認するためです。外から見えない部分の修理の跡は、こうした箇所に出ます。

聞かれること

  • 修復歴の有無、事故や修理の履歴
  • 点検・整備をどこで受けているか、記録簿はあるか
  • いつ頃売りたいか、他社の査定は受けているか
  • 次の車は決まっているか

後半の質問は、売却の緊急度を確かめる意味があります。答えたくなければ「まだ決めていません」で足ります。逆に、期限がはっきりしている場合は伝えたほうが話が早く進みます。

金額が出るまで

車を見る時間は30分から1時間程度が目安です。そのあと、社内のシステムやオークション相場を確認してから金額が提示されます。その場で上限まで出るとは限らず、「他社がいくらなら」という形で段階的に動くことがあります。

提示されたあとに確認できること

  1. その額の内訳(基準額からどこがいくら減点されているか)
  2. 有効期限(相場が動くため期限が付くのが一般的です)
  3. キャンセルの条件(いつまで無償か、料金はいくらか)
  4. 入金の時期と名義変更の時期
  5. 契約後に減額される条件があるかどうか

このうち2〜5は契約書に書いてある項目です。口頭の説明と書面が一致しているかを見ておくと、あとの食い違いが減ります。

その場で聞けること

提示された額の根拠は、聞けば説明してもらえるのが普通です。

  • 「この額はどこから引かれていますか」 … 減点の内訳が分かります
  • 「この傷を直したら変わりますか」 … 修理費と差額を比べられます
  • 「記録簿があると変わりますか」 … 探す価値があるか判断できます
  • 「この車はどこで売る予定ですか」 … 店頭・オークション・輸出で額の出方が違います

最後の質問は、なぜ店によって額が違うのかを知る手がかりになります。自社の店頭で売れる店は高く出せることがあり、そうでない店はオークションの相場が上限になります。

時間がかかっているとき

金額の提示までに時間が空くのは、社内で相場を確認していることが多く、珍しいことではありません。ただし長時間の交渉が続く場合は、先に伝えておいた終了時刻を理由に切り上げられます。持ち帰って翌日に連絡する形でも、話は続けられます。

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この記事を書いた人

都内在住。Web制作・デザインに20年以上携わり、現在はインハウスでWeb制作や改善業務に関わっています。自分の車を売るときに、値段を見るだけのつもりが登録を求められて手が止まった経験から、掲載価格だけで相場を出せる計算機を作り、その使い方と売却まわりの手続きを整理しています。

この記事の位置づけ

中古車の売却について一般的な内容を整理したものです。査定額や成約額を保証するものではなく、個別の契約について結論を示すものでもありません。買取店ごとに約款や手続きが違い、税や登録の扱いも車の状態や手放し方によって変わります。実際に売却するときは、契約書の条件と、お住まいの自治体・運輸支局の案内をご確認ください。トラブルになった場合は、消費者ホットライン(188)や国民生活センターに相談できます。

この記事について

※2026年9月時点の公表資料と各社の案内にもとづいています。当サイトは中古車の相場データを持たず、掲載価格から計算する仕組みのため、記事中の金額は計算例か、人工データでの実測です。実際の相場を示すものではありません。