- 入れるもの
- 現在の年齢/退職予定年齢/老後の生活スタイル(世帯と生活のイメージから月の生活費を決めます)/現在の貯蓄額/月々の年金受取額
- 出るもの
- 現在の見通し(必要老後資金・年金+貯蓄・月々の収支・不足額または余裕額)/4つの選択肢(長く働く・生活費を見直す・積立を始める・年金を繰り下げる)ごとに不足額がいくら減るか/選んだ選択肢を合わせたときの不足額とグラフ
読むときに押さえておきたいところ
- 選択肢ごとに変えるのは1つの条件だけ … それ以外は「あなたの現在の条件」のまま計算し直しています
- 長く働くと2つの面で効く … 貯蓄を運用する期間が延び、年金と貯蓄で賄う老後の期間が短くなります
- このページの利回りと期間は固定 … 貯蓄は年2%で運用、老後の期間は25年です。基本計算ページとは条件が違うことがあります
1 あなたの現在の条件
① 世帯構成
② 生活のイメージ
2 現在の見通し
必要老後資金
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万円
年金+貯蓄
—
万円
月々の収支
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万円
不足額
—
万円
3 4つの解決アプローチ
気になる選択肢を選んで組み合わせ効果を確認できます。
退職年齢を65歳から68歳に延ばすと、貯蓄期間が3年増え年金受取額も増加します。
月々の生活費を現在の設定から3万円削減すると、必要資金が大きく変わります。
今から月2万円・年利3%で積み立てると、退職時に複利効果で資産が増えます。
65歳受取開始を70歳に繰り下げると、受取額が最大42%増加します(繰り下げ加算)。
4 組み合わせ効果
上で選んだ選択肢の合計改善効果です。
合計改善額
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万円
適用後の不足額
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万円
社会保障・支援制度について
高額療養費制度
医療費の自己負担に上限があります。70歳以上は負担がさらに軽減されます。
介護保険サービス
介護が必要になった場合、費用の1〜3割で公的サービスを利用できます。
生活保護・住宅支援
最終的なセーフティネットとして、生活保護制度が用意されています。
※本ツールの試算は概算です。実際の年金・社会保障については年金機構や自治体窓口にご相談ください。
計算のしかた
現在の見通し
必要老後資金 = 月の生活費 × 12 × 25年
年金+貯蓄 = 月の年金 × 12 × 25年 + 現在の貯蓄 × 1.02退職までの年数
不足額 = 必要老後資金 −(年金+貯蓄) ※マイナスなら「余裕額」
月々の収支 = 月の年金 − 月の生活費
金額は万円単位です。老後の期間(25年)と貯蓄の運用利回り(年2%)はこのページでは固定で、変えられるのは基本計算のページです。
4つの選択肢で変えている条件
| 選択肢 | 計算で変えていること |
|---|---|
| A もう少し長く働く | 退職を3年遅らせる(貯蓄を運用する期間が3年延びる)。老後の期間を25年から22年にし、年金の月額を1.24倍にする(受け取りを遅らせた分の増額をまとめて見込んだ簡易設定) |
| B 生活費を少し見直す | 月の生活費を3万円減らす(下限は月10万円) |
| C 積立・運用を始める | 月2万円を年3%で退職まで積み立てた額を、不足額から差し引く |
| D 年金を70歳まで繰り下げる | 年金の月額を1.42倍にする。受け取る期間は25年のまま |
C の積立額 = 2万円 × {(1 + 0.03 ÷ 12)月数 − 1} ÷(0.03 ÷ 12) ※月数 = 退職までの年数 × 12
各選択肢の減少額 = 現在の不足額 − その条件で計算し直した不足額
「組み合わせ効果」は、選んだ選択肢の減少額をそのまま足し合わせたものです。組み合わせたときの相互の影響は計算し直していません。
計算例
55歳・65歳で退職・夫婦ふたりで標準的(月25万円)・貯蓄900万円・年金月16万円
| 必要老後資金(25万円 × 12 × 25年) | 7,500万円 |
| 年金+貯蓄(4,800万円 + 900万円 × 1.0210) | 5,897万円 |
| 月々の収支 | −9万円 |
| 現在の不足額 | 1,603万円 |
| 選択肢 | 不足額の減少 | その選択肢だけ選んだ場合 |
|---|---|---|
| A もう少し長く働く | 1,405万円 | 不足198万円 |
| B 生活費を少し見直す | 900万円 | 不足703万円 |
| C 積立・運用を始める | 279万円 | 不足1,323万円 |
| D 年金を70歳まで繰り下げる | 2,016万円 | 余裕413万円 |
BとCを組み合わせると減少額は1,179万円、残りの不足額は423万円です。Bの900万円は「3万円 × 12 × 25年」、Dの2,016万円は「16万円 × 0.42 × 12 × 25年」で、どちらも老後の期間の長さがそのまま効いています。Cは退職まで10年(120か月)しかないため、積立の効果は小さめに出ます。
同じ条件でも、基本計算で運用利回りを1%にすると不足額は1,706万円です。このページは利回りを2%に固定しているため、差が出ます。
※ 計算例は、このページと同じ式で算出した独自試算です(2026年9月時点)。運用利回りは仮定の値で、実際の運用成果を示すものではありません。
このツールの前提・扱わないこと
- 選択肢の幅は固定です。働く期間は3年、生活費は3万円、積立は月2万円・年3%、繰り下げは70歳で計算しています。別の幅で試したいときは、基本計算ページで条件を入れ直すと確かめられます。
- Dの繰り下げは、受け取る期間を短くしていません。実際に70歳から受け取る場合、65〜69歳の5年間は年金が入らず、その間の生活費を貯蓄や就労収入で賄うことになります。累計の比較は年金シミュレーションで確認できます。
- AとDはどちらも年金の増額を含みます。両方を選ぶと増額を重ねて数えるため、組み合わせ効果は大きめに出ます。
- Aは、延ばした3年間の収入や、その間の積立を入れていません。変えているのは退職時期・老後の期間・年金の月額だけです。
- 生活費と年金は老後の期間中ずっと同じ額です。物価の上昇、年金額の改定、税や保険料、退職金、医療・介護などの一時的な支出は入れていません。
生活費を見直すときの項目は「月1〜2万円の固定費見直し術」、積立を何歳から始めるとどう変わるかは「年代別シミュレーション表」と「老後資金積立の始め方」、お金が足りなくなった場合の公的な支えは「日本のセーフティネットを正しく知る」で扱っています。
よくある質問
- 4つの選択肢の効果は、どのように計算していますか?
- 現在の条件から1つだけ変えて不足額を計算し直し、元の不足額との差を「不足額の減少」として出しています。長く働くは退職を3年遅らせて老後の期間を22年に、生活費の見直しは月3万円減、積立は月2万円を年3%で退職まで、繰り下げは年金の月額を1.42倍にしています。
- 基本計算ページと不足額が違うのはなぜですか?
- このページは老後の期間を25年、貯蓄の運用利回りを年2%に固定しているためです。基本計算ページでは利回りや期間を変えられるので、利回りが2%以外だと同じ条件でも結果が変わります。
- 選択肢を組み合わせたときの数字は、どう読めばよいですか?
- 選んだ選択肢の減少額をそのまま足し合わせています。組み合わせたときの相互の影響は計算し直していないため、とくに「もう少し長く働く」と「年金を繰り下げる」はどちらも年金の増額を含み、両方選ぶと増額を重ねて数えます。組み合わせの目安として使い、個々の条件は基本計算ページで入れ直して確かめられます。
- 年金を繰り下げると、不足額はそのまま減りますか?
- このページでは年金の月額を1.42倍にし、受け取る期間は25年のままで計算しています。実際に70歳から受け取る場合は、65〜69歳の5年間は年金が入らないため、その間の生活費を貯蓄や就労収入で賄うことになります。繰り下げたときの累計受取額の比較は、年金シミュレーションで確認できます。